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シリコーン造形シリーズ:その5 「造形する」

·100 文字·1 分
GesonAnko
著者
GesonAnko
シリコーン造形シリーズ - この記事は連載の一部です
パート 6: この記事

TL;DR
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  • 前回印刷した型にシリコーンを流し込み、直径20mmほどのシリコーンボールを造形した
  • 流れは「型をグルーガンで固定 → 体積を計算して計量・混合 → 脱泡して流し込む → 硬化 → 取り出してバリ取り」
  • シリコーンの量は、アドオンで測ったマスターの体積に カップに残る分として5mLほど 足して計量する
  • 今回は型の合わせ面で硬化不良が起きたので、型は使う前に中性洗剤などで洗う のがおすすめ
  • 完成品はゴミが付きやすいので、タルク系のベビーパウダー をまぶしておく

はじめに
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みなさんこんにちは、GesonAnkoです。 今回は前回作って印刷した型に、実際にシリコーンを流し込んで造形していきます。

PLAで印刷した左右の型
前回印刷した型

型を固定する
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型は使う前に、中性洗剤などで一度洗っておくことをおすすめします。今回は洗わずに使ったところ、合わせ面で硬化不良が起きました(後述)。

よく乾かしたら、左右の型をダボで合わせます。

左右を合わせた型
左右を合わせた型

合わせたら、合わせ目に沿ってグルーガンで固定します。 このとき、隙間が残らないように気をつけてください。ここが甘いと、流し込んだあとにシリコーンが漏れ出て大惨事になります。

型の側面の合わせ目に沿って付けたグルー
側面の合わせ目
型の底面に付けたグルー
底面

注ぎ口の縁から台座まで、合わせ目をぐるっと埋めました。

グルーで合わせ目を埋めた型
固定した型

シリコーンを計量する
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必要な量を計算する
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番外編で紹介したアドオンの Measure Volume で、マスターモデル(Target)の体積を測ります。 直径20mmほどの球なので、4.12mLでした。

実際に混ぜるときはカップや注ぎ口にも残るので、その分として Extra に5mLほど追加しておきます。 Mixture Calculator に密度と配合比を入れると、A剤・B剤それぞれの重さが分かります。今回は合計9.12mL、A剤・B剤ともに4.92gです。 この計算結果は、前回配布したサンプル型.blendに保存してあります。

Measure VolumeとMixture Calculatorで体積と重さを計算した画面
体積と配合の計算

用意するもの
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シリコーンは今回、SANAAAの5Aを使いました。硬度の選び方は第1回を参照してください。

そのほか、ニトリル手袋、マドラー、30mLのカップ、0.1g精度の秤を用意します(写真には誤って60mLのカップが写っています)。

ニトリル手袋、カップ、マドラー、型、SANAAAのシリコーン
用意したもの

混ぜて脱泡する
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A剤とB剤をそれぞれ4.92gずつ計量し、マドラーでよく混ぜます。 混ぜたあと、真空脱泡器にかけて気泡を抜いたものがこちらです。

混ぜて脱泡したシリコーン
混ぜて脱泡したシリコーン

流し込んで硬化させる
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脱泡したシリコーンを、注ぎ口から少しずつ流し込みます。

注ぎ口までシリコーンを流し込んだ型
流し込んだ型

室温で硬化させる場合、冬なら丸1日、夏なら3〜4時間ほどで型から取り出せます。 私はテスコムのコンベクションオーブンを使い、40度で4時間加熱しています。

取り出して仕上げる
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硬化したら、グルーを剥がして型をぱかっと開け、中身を取り出します。

開けた型。片方にシリコーンボールが残り、合わせ面がシリコーンで濡れたように光っている
型を開けたところ

注ぎ口や合わせ面の部分にバリができるので、ニッパーや小バサミで切り取ります。 私はCloverのカットワークはさみ115を愛用しています。

硬化不良について
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写真をよく見ると、型の合わせ面がテカテカと光っています。これは合わせ面に漏れ出たシリコーンが硬化せず、ベタベタのまま残ったものです。 型の内側のボールは硬化していたので、合わせ面に何かが付いていて、それが硬化を妨げたのではないかと考えています。

プラチナ付加型のシリコーンは、硫黄やアミンなどが触れると硬化不良を起こします(第1回を参照)。 3Dプリントした型にも、印刷後の取り扱いの中で何かが付いている可能性があるので、型を使う前に中性洗剤などで一度洗っておくとよいでしょう。

完成
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完成した半透明のシリコーンボール
完成したシリコーンボール

シリコーンボールが完成しました。

シリコーンは表面にゴミやほこりが付きやすいので、完成品にはベビーパウダーをまぶしておくのがおすすめです。ベビーパウダーはタルク系のものを選ぶとよいでしょう。

まとめ
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前回作った型にシリコーンを流し込み、シリコーンボールを造形しました。 型の固定で隙間を残さないこと、体積から必要な量を計算して少し多めに計量すること、そして型を使う前に洗っておくことが、失敗を減らすポイントです。

商品リンク
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シリコーン造形シリーズ - この記事は連載の一部です
パート 6: この記事