TL;DR#
- シリコーンの着色にはスクイーズレジン用着色剤を使う(硬化不良を避けるため)
- 「まさる」は高発色、「FUNSHOWCASE」は色数が豊富
- 10mLあたり5滴で十分に発色する(まさるの場合)
- 硬化後は若干不透明度が増す
はじめに#
みなさんこんにちは、GesonAnkoです。 今回はシリコーンゴムに着色する工程を紹介します。
シリコーンの着色剤は硬化不良を避けるために少し注意が必要です。 一般的なレジンの着色剤でも問題ない場合もありますが、できればスクイーズレジン向けのものを使うとよいでしょう(第1回で紹介した硬化不良を起こす成分が混入していない可能性が高いため)。
第2回でも紹介した「まさる」のスクイーズレジン専用着色剤と、「FUNSHOWCASE」の着色剤を今回は試していきます。


着色剤ケースについて#
着色剤がたくさんあると、必要な色を一目で見つけられなくて困りますよね。そこで着色剤ケースを自作しました。
3Dプリンターをお持ちの方はご自宅で印刷できます。印刷済みのものはBOOTHで販売していますので、そちらもご確認ください。
着色工程#
今後の知見をわかりやすくするために、10mLあたりの液滴数で着色していきます。
使用するシリコーンはSANAAAの10A。着色剤は「まさる」の「ダリア」と「FUNSHOWCASE」の「フクシア」を使います。

準備#
10Aシリコーンの比重は1.08g/mLなので、A剤とB剤をそれぞれ5.4gずつ計量すると合計10.8g、つまり10mLになります。

6つ分を計量したものがこちらです。シリコーン自体は半透明の乳白色をしています。

これに対して、まさるのダリアを1滴・3滴・5滴、FUNSHOWCASEのフクシアも同様に追加して混ぜていきます。
着色#
着色して混ぜたものがこちらです。(真空脱泡して気泡を消してあります。)






やはり「まさる」の方が高発色ですね。体感では1.5倍くらい強く発色している印象です。
硬化後#
硬化後がこちらです。






硬化すると少し不透明度が増します。
「まさる」では10mLあたり5滴で十分に不透明になります。 「FUNSHOWCASE」では7〜8滴くらいがちょうどよさそうです。
まとめ#
シリコーン自体が半透明な液体なので、透明感を保ったまま着色するのは難しいですね。
「まさる」の方が高発色ではあるものの、「FUNSHOWCASE」の方がさまざまな色が揃っており、それぞれによいところがあります。 「まさる」は単色で購入できるので補充がききやすいのも利点です。
商品リンク#
- シリコーンゴム
- 着色剤
- 着色剤ケース